Small things of Erika Suzuki (SŌK)

This is a small bowl and a small plate by Erika Suzuki. I t reminds me of my childhood when I made similar patterns by swiping a paint brush on a piece of paper. This navy dotted pattern, which is neither too intense nor too subdued, looks fascinate when layered “dots on dots” like “denim on denim” in fashion. The translucent jelly of Japanese sweet anmitsu (kanten jelly with red bean paste).

Artist:Erika Suzuki (SŌK)
Year of purchase:2024年
Place of purchase:oku, deps tokyo

これは、鈴木絵里加さんの小さなボウルと小さなお皿。呉須(青色)を筆に取り、うつわの上で振って色を飛ばすことでネイビーのドットが無作為に重なり合う(絵画では「スパッタリング(飛ばし)」と呼ぶ)方法で絵付けしている。ダルメシアン柄のようなところが好きで、お皿を先に買い、のちにボウルを追加した。シャツもパンツもデニムで合わせる時の「ちょっと揃えすぎたか?と思いきや、こなれ感出ていいかも」という感じ、あれをやりたかったのだ。同じデニム素材であっても、色落ちとか質感とか、ものがまとうテンションが違えば合わせるのが難しいように、同じ柄のうつわを重ねる時には、柄と余白のバランスがものをいう。大学で建築を専攻したのち陶芸を学び、アクセサリーやオブジェも作る鈴木さんならではの空間認知だろうか、激しすぎず、控えめすぎずのいい塩梅の柄は、しつこく重ねることで佇まいを増す。食べもの越しに柄が透けて見えるものを食べたくなって、個展の帰り道に、あんみつとみつ豆を買いました。

作り手:鈴木絵里加
購入した年:2024年
購入場所:oku, deps tokyo

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